C.H. Robinsonの業績推移と最新決算情報
北米の物流企業C.H.ロビンソン社の業績評価です。
C.H.Robinsonという会社は、物流の中でも3PL(サード・パーティ・ロジスティックス)を強みとする会社で、日本国内ではC.H.Robinsonとして事業をしていませんが、日系の物流企業「山九」と販売代理店契約を結ぶ形で関わっています。
2019年にはスペインに本拠を持つフォワーディング会社Space Cargoを買収し、フォワーディング事業の強化を通じた事業の多角化を加速させています。
同社の直近のアニュアルレポート(年次決算報告書)より、業績情報を抜粋しましたので、企業研究の参考用として活用下さい。
企業概要
項目 | |
---|---|
設立年 | 1905年 |
本社 | アメリカ合衆国 ミネソタ州 |
従業員数 | 約15,262 |
日本オフィス | ー(山九と代理店契約) |
業績推移
下記がC.H.Robinson社の業績推移です。
売上高推移(日本円)
売上高・利益
当座比率・資産回転率
直近の決算情報
2020年Q3の決算情報
2020年9月309日までの3か月間の業績です。
※単位:$Million | 2020年Q3 | 2019年Q3 | 増減率 |
売上高 | $4,224 | $3,856 | 9.5% |
営業利益 | $168 | $201 | -16% |
利益 | $137 | $147 | 7% |
2020年Q3は増収減益着地となりました。
同社の事業セグメントは、NAST(North America Surfae Trasport:北米向け陸運)とグローバルフォワーディング事業です。今期はSpace Cargo社の買収分が上乗せされた結果、フォワーディング事業が昨年比+39.2%と伸長しました。